今月のプロジェクトの活動は、
来月開催される京都府高校新人戦直前の訪問となりました。そこで、合宿で行った基礎力向上の稽古内容を基に、より実践的な指導を心がました。

特に、岩倉高校では
夏合宿に参加した際に比べ、高校生の基礎力向上が感じられ、嬉しく思いました。一方で実戦を想定する稽古では、間合いの攻防での甘さや体当たりなど新たな改善点も見受けられました。そこで、技稽古などより具体的な指導も試みると良いのではないだろうかと考えます。
また、国際高校では
試合前という事もあり、打ちの速さに注力し打突力の強さや発声など基本的な点が疎かになっているように感じました。そこで、切り返しや素振りでの振りの大きさの再認識を促しました。以上のように、試合前での訪問では
夏期間に比べ「技の指導を受けたたい！」「試合で勝ちたい！」という高校生の気持ちがとても伝わりました。そのなかで、稽古をしっかりと観察し、一人ひとりへ[基礎を大切にすること]・[技へ挑戦する]など試合で勝つためへの最善だと思う個別具体的な指導の大切さを感じました。

練習後には、積極的に意見を求めて来てくれる生徒の姿をみて、私たちも少しでも力になれるよう、身の引き締まる思いです。また、香里高校に関しては
日程の調整がつかず訪問が出来ませんでした。継続的な活動を目標にしているなか、本当に申し訳ありません。
今後、このような事がない様に早めの日程調整を行います。
(報告者:同志社大学体育会剣道部 同志社プロジェクト代表 中村莉緒)